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特急「きぬがわ」

253系1000番代電車(新宿駅)

「きぬがわ」はJR東日本・東武鉄道の相互直通特急として2006年に運行開始。鬼怒川温泉へ向かう東武線直通の特急列車は2種類あるが、東武の車両を使用する列車は「スペーシアきぬがわ」、JRの車両を使用する列車は「きぬがわ」として区別されている。

253系は元々特急「成田エクスプレス」として使用されていた車両で、E259系への置き換え時に余剰となった一部編成を改造した。なお、「スペーシアきぬがわ」と違い個室の設定は無く、全車普通車となっている。

相互乗り入れは栗橋駅の連絡線を介して行われており、デッドセクションが設置されている他、運転停車で乗務員の交代が行われる。

運行区間
新宿〜鬼怒川温泉
経由線区
湘南新宿ライン(山手線・東北貨物線)・東北本線東武日光線・鬼怒川線
停車駅
新宿-池袋(JR)-浦和-大宮(JR)-栃木(東武)-新鹿沼-下今市-東武ワールドスクウェア-鬼怒川温泉

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新幹線「はくたか」

新幹線E7/W7系電車(大宮駅)

「はくたか」は北陸新幹線の速達タイプの列車として全線開通時に運行を開始した。列車名称は元々在来線特急として運行されていたものをそのまま引き継いでいる。
東京~長野間は「あさま」も運行されている関係で停車駅はある程度絞られているが、長野以遠はほとんどの列車が各駅停車となり、再速達タイプの「かがやき」が停車しない駅をカバーしている。

車両はJR東日本所属のE7系とJR西日本所属のW7系が使用されている。JR西日本では初めての「グランクラス」設定列車となっている。

運行区間
東京~金沢・敦賀(区間運行列車あり)
経由線区
東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線
停車駅
東京-上野-大宮-(高崎)-(安中榛名)-(軽井沢)-(佐久平)-(上田)-長野-(飯山)-上越妙高-糸魚川-黒部宇奈月温泉-富山-新高岡-金沢-小松-加賀温泉-芦原温泉-福井-越前たけふ-敦賀
※カッコ内は一部列車が停車

在来線特急時代の「はくたか」について
北越急行681系2000番台電車

北越急行683系8000番台電車

JR西日本681系0番台電車

在来線特急時代の「はくたか」は1965年から1982年まで上野~金沢間の特急列車として運行され、その後上越新幹線連絡を目的とした特急として1997年に運行開始。福井・金沢・和倉温泉~越後湯沢間を合計13往復運行していた。

車両は北越急行から681系2000番台・683系8000番台、JR西日本から681系0番台がそれぞれ運用に就き、路線全体が高速運行に対応している北越急行ほくほく線内では最高時速160kmで運行されていた。これは、京成上野~成田空港間を走る「スカイライナー」と並び、新幹線以外の鉄道では国内最速であった。

2014年の北陸新幹線金沢延伸開業によって「はくたか」は新幹線の名称となり、ダイヤ改正の前日をもって在来線特急としての運行を終了。両社が保有していた車両のうち、JR西日本の車両は「しらさぎ」へ転用、北越急行の車両はJR西日本へ売却という形になった。

【廃止時のデータ】
運行区間
福井・金沢・和倉温泉~越後湯沢
経由線区
JR北陸本線・JR七尾線JR信越本線北越急行ほくほく線JR上越線
停車駅
福井-芦原温泉-加賀温泉-小松-金沢-(石動)-高岡-富山-(滑川)-(魚津)-(黒部)-(入善)-(糸魚川)-直江津-(十日町)-(六日町)-越後湯沢
※和倉温泉~金沢間…和倉温泉-七尾-羽咋-金沢
※カッコ内の駅には一部列車が停車

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新幹線「みずほ」

新幹線N700系7000/8000番台電車(鹿児島中央駅)

「みずほ」は九州新幹線の再速達種別として、2011年の全線開通時に運行開始。共にデビューした「さくら」と同じく、元々寝台特急として運行されていた列車の名称を新たに用いることとなった。
朝夕を中心に運行される。山陽新幹線内では「のぞみ」と同等の位置づけがされており、停車駅もかなり絞られている。

車両はN700系の8両編成で、西日本所属車は7000番台、九州所属車は8000番台を名乗る。

運行区間
新大阪~鹿児島中央
経由線区
山陽新幹線九州新幹線
停車駅
新大阪-新神戸-(姫路)-岡山-(福山)-広島-(新山口)-小倉-博多-(久留米)-熊本-(川内)-鹿児島中央
※カッコ内は一部列車が停車

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新幹線「ひかりレールスター」

新幹線700系7000番台電車(新山口駅)

「ひかりレールスター」は「ひかり」の派生種別として2000年に運行開始。これまでも山陽新幹線では「ウエストひかり」「グランドひかり」といった、専用車両を用いた列車を運行しており、「ひかりレールスター」も700系7000番台の固定運用となっている。8両編成で、新幹線としては珍しい個室席も備えている。

毎時1~2本の運行が継続されていたが、2011年の九州新幹線全線開業で多くのスジを「さくら」に譲ることとなり、現在定期列車としてはわずかな本数が残るのみとなっている。

運行区間
博多・小倉~岡山・新大阪
経由線区
山陽新幹線
停車駅
博多-小倉-(新下関)-新山口-徳山-新岩国-広島-東広島-三原-(新尾道)-福山-(新倉敷)-岡山-姫路-西明石-新神戸-新大阪
※カッコ内は一部列車が停車

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特急「ときわ」


E657系電車
(北千住駅)

元々常磐線の特急は速達タイプの「スーパーひたち」と停車タイプの「フレッシュひたち」が運行されていたが、2015年の上野東京ライン開業に伴い、それぞれ「ひたち」「ときわ」と名前を変えて運行を開始した。「ときわ」の名称は国鉄時代にも使われていた実績があったが、1985年に「ひたち」に統合される形で一時消滅しており、実に30年ぶりの復活となった。
車両は「ひたち」と同じE657系で、着席システムも同じく全車指定席となっている。

先代の停車タイプ「フレッシュひたち」E653系電車(北千住駅)


運行区間
品川・上野~土浦・勝田・高萩
経由線区
東海道本線・東北本線・常磐線(上野東京ライン)
停車駅
品川-東京-上野-(日暮里)-(柏)-(龍ヶ崎市)-(牛久)-(ひたち野うしく)-(荒川沖)-土浦-石岡-友部-(赤塚)-水戸-勝田-(東海)-大甕-常陸多賀-日立-高萩
※カッコ内は一部列車が停車

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特急「ひたち」

E657系電車(北千住駅)

「ひたち」は常磐線を代表する特急列車として1969年から運行されている。一時は「スーパーひたち」「フレッシュひたち」と名称を変えて運行された時期もあったが、2015年の上野東京ライン開業を機に速達型を「ひたち」、停車型を「ときわ」として分離した。

現在の車両はE657系。全車指定席で運行されているが、座席未指定券の購入で列車を指定せずに乗車できるシステムとなっている(座席を指定した客が来た場合は移動の必要あり)。先代の651系は1989年の運行開始当初、「タキシードボディのすごいヤツ」というキャッチコピーが与えられ、在来線特急として初めて最高速度130キロでの運行を実現した。

651系電車「スーパーひたち」(上野駅)


2020年ダイヤ改正で東日本大震災以来不通となっていた最後の区間である富岡~浪江間が復旧したことにより、9年ぶりにいわき以北、仙台への乗り入れが復活した。

運行区間
品川・上野〜いわき・仙台
経由線区
東海道本線・常磐線(上野東京ライン)・東北本線
停車駅
品川-東京-上野-(柏)-(土浦)-水戸-勝田-(東海)-(大甕)-(常陸多賀)-日立-(高萩)-(磯原)-(勿来)-泉-湯本-いわき-広野-富岡-大野-双葉-浪江-原ノ町-相馬-(亘理)-(岩沼)-仙台
※カッコ内は一部列車が停車

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特急「かいじ」

E353系電車(上野原駅)

「かいじ」は、「あずさ」のうち甲府駅発着の列車を分離して1988年に運行を開始。中央本線の特急のうち甲府・竜王までの中距離需要に重きを置いた列車で、「あずさ」よりも停車駅が多く設定されている。

臨時列車として、発着駅を変更した「はまかいじ」「むさしのかいじ」「ちばかいじ」なとの派生列車が多く存在する。

車両は2019年ダイヤ改正でE353系に統一され、全車指定席となった。これまでのE257系は東海道本線の特急に転用されたが、臨時「かいじ」の一部として運行されることもある。

運行区間
東京・新宿~甲府・竜王
経由線区
中央本線
停車駅
東京-新宿-立川-八王子-大月-塩山-山梨市-石和温泉-甲府-竜王

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特急「はちおうじ」

E353系電車(東京駅)

「はちおうじ」は、元々ライナー列車「中央ライナー」として運行されていたものを2019年ダイヤ改正より特急に格上げしたものである。車両はE353系で全車指定席だが、料金制度は「あずさ」「ひたち」などと同じシステムを採用しているため、座席未指定券の購入によって事前の座席指定をしなくても乗車が可能となっている(その席を指定した客が現れた場合は席の移動が必要)。

運行区間
東京~八王子
経由線区
中央本線
停車駅
東京-新宿-立川-八王子

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特急「ふじさん」

小田急60000形電車(御殿場駅/松田駅)

小田急線・御殿場線直通運転の歴史は古く、ルーツは1955年の準急列車までに遡る。その後長らく特急「あさぎり」として運行されてきたが、2018年ダイヤ改正より名称が「ふじさん」と改められた。小田急・JR双方の乗り入れは小田急新松田駅~JR松田駅間の連絡線を介して行われている。
現在の車両は小田急60000形ロマンスカー「MSE」で、2012年から運行を開始。JR東海の車両は乗り入れを行わない「片乗り入れ」方式となっている。

JR東海371系電車(現・富士急行8500形電車/金山駅)

現・富士急行8000形電車(元・小田急20000形電車/河口湖駅)

「MSE」導入以前はJR東海と小田急の双方が「あさぎり」用の車両を運行しており、前者は371系、後者は20000形「RSE」が運用に就いていた。2012年ダイヤ改正で運行を終了した後、両車は富士急行に譲渡され、小田急の車両は2014年に8000形「フジサン特急」として、JR東海の車両は2016年に8500形「富士山ビュー特急」としてそれぞれデビューし、奇しくも「あさぎり」以来再び顔を合わせることとなった。

運行区間
新宿(小田急)~御殿場
経由線区
小田急小田原線JR御殿場線
停車駅
新宿(小田急)-新百合ヶ丘-相模大野-本厚木-秦野-松田-(駿河小山)-御殿場
※駿河小山には一部列車が停車

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「紀州路快速」

223系0番台/2500番台電車(大阪駅)

225系5000番台/5100番台電車(福島駅/今宮駅)

「紀州路快速」は大阪市内と阪和線沿線を結ぶ列車で、ほとんどの列車が大阪環状線~日根野間で「関空快速」と併結して運行されている。一部、和歌山以南のきのくに線(紀勢本線)に直通する列車も存在する。
和歌山方面からの特急列車は全て梅田貨物線を経由して大阪駅を通らないこともあり、紀州路快速の登場によって和歌山駅から大阪駅へ乗り換えなしで行けるようになった。

運行区間
天王寺・京橋~(大阪経由)~和歌山・海南・湯浅・御坊・紀伊田辺
経由線区
大阪環状線・阪和線・紀勢本線
停車駅
天王寺-(この間各駅停車)-大阪-福島-西九条-弁天町-大正-新今宮-天王寺-堺市-三国ヶ丘-鳳-和泉府中-東岸和田-熊取-日根野-(長滝)-(新家)-和泉砂川-(和泉鳥取)-(山中渓)-紀伊-六十谷-(紀伊中ノ島)-和歌山-(この間各駅停車)-紀伊田辺
※カッコ内は一部列車が停車

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新幹線「のぞみ」

新幹線N700系電車(三島駅)

「のぞみ」は東海道新幹線の最速達種別として1992年に運行開始。翌年には山陽新幹線への乗り入れを開始し、現在では東海道新幹線区間において1時間で最大12本が運行されている。東京~博多間の走行距離1069.7kmは日本の鉄道の定期旅客列車としては最長である。現在はN700系の改良型である「N700A」と、2020年から投入された「N700S」で運行されている。

新幹線300系電車(豊橋駅)・新幹線500系電車(新大阪駅)

新幹線700系電車(東京駅)

東海道・山陽新幹線の再速達種別である「のぞみ」には、常に最新鋭の車両が投入されてきた。デビュー当時の車両は300系で、当時220km/hだった最高速度を270km/hにまで引き上げ、「午前9時の会議に間に合う」をキャッチフレーズに東京~新大阪間を2時間30分で結んだ。1997年には500系が投入され、山陽新幹線区間での300km/h運転を実現した。700系は1999年に投入され、最高速度は285km/hと500系よりは劣るものの、乗り心地や車内空間を向上した。

運行区間
東京~新大阪~博多(区間運転列車多数あり)
経由線区
東海道新幹線山陽新幹線
停車駅
東京-品川-新横浜-名古屋-京都-新大阪-新神戸-(西明石)-(姫路)-岡山-(福山)-広島-(徳山)-(新山口)-小倉-博多
※カッコ内は一部列車が停車

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新幹線「こまち」

新幹線E6系電車(秋田駅)

「こまち」は秋田新幹線の列車として1997年に運行を開始。盛岡以降は在来線である田沢湖線・奥羽本線に乗り入れて秋田まで向かうため、いわゆる「ミニ新幹線」方式の列車となっている。両線はこの列車を運行するために狭軌から標準軌に線路幅を改めている。
車両はE6系で、2013年から営業運転を開始。320km/h走行に対応しており、東北新幹線内では専らE5系「はやぶさ」と併結して運行する。

新幹線E3系0番台電車(大宮駅)

秋田新幹線開業から2014年まではE3系0番代で運行されており、両者が混在していた1年間はE6系充当分を「スーパーこまち」として区別していた。車両自体は「こまち」運用終了後も「やまびこ」「なすの」などで2020年まで使用された。

運行区間
東京・仙台~秋田
経由線区
東北新幹線・秋田新幹線
停車駅
東京-(上野)-大宮-仙台-(古川)-(くりこま高原)-(一ノ関)-(水沢江刺)-(北上)-(新花巻)-盛岡-(雫石)-(田沢湖)-(角館)-大曲-秋田
※カッコ内は一部列車が停車

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快速「HIGH RAIL 1375」

キハ100系気動車(中込駅)

「HIGH RAIL 1375」は2017年の信州デスティネーションキャンペーンに合わせて運行を開始した小海線の観光列車。名称は清里~野辺山間の国内普通鉄道最高地点である標高1375mに由来している。

キハ100系を改造した車両で運行され、座席が窓向きに配置されたペアシートや、天文に関連した書籍を多数取り揃え、天井をプラネタリウムにした「ギャラリーHIGH RAIL」などが設置されている。

「HIGH RAIL 星空」として夜間に運行される列車もあり、JR線で最も標高が高い野辺山駅で長時間停車して星空観察会が行われる。

運行区間
小淵沢~小諸
経由線区
小海線
停車駅
小淵沢-清里-野辺山-信濃川上-小海-八千穂-臼田-中込-岩村田-佐久平-小諸

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新幹線「あさま」

新幹線E7/W7系電車(大宮駅)

新幹線列車としての「あさま」は、1997年の北陸新幹線長野先行開業時にデビューした。2015年の金沢延伸以降は、東京~長野間の区間列車として運行されている。

新幹線E2系電車(大宮駅)

車両はJR東日本所属のE7系とJR西日本所属のW7系が使用されている。運行開始から2017年まではE2系が使用されていた他、一部臨時列車では200系E4系での運行もあった。

運行区間
東京・軽井沢~長野
経由線区
東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線
停車駅
東京-上野-大宮-(熊谷)-(本庄早稲田)-高崎-(安中榛名)-軽井沢-(佐久平)-(上田)-長野
※カッコ内は一部列車が停車

189系電車(塩尻駅・画像は「おはようライナー」)

新幹線開業以前、「あさま」は在来線特急として信越本線経由で上野~長野・直江津間を運行していた。車両は189系電車や489系電車が使用され、急勾配区間であった横川~軽井沢間では補助機関車を連結し協調運転を行っていた。
新幹線開業後、「横軽」区間は廃止となり、「あさま」は新幹線列車の名称となった。

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特急「海幸山幸」

キハ125形400番代気動車(宮崎駅)

「海幸山幸」は、JR九州の「D&S列車」シリーズ第6弾として2009年に運行を開始した観光特急。日南線の田吉以南では初となる特急列車で、土休日と、夏休みなどの長期休暇期間を中心に運行されている。

「木のおもちゃのようなリゾート列車」というコンセプトを元に、車両デザインを九州ではお馴染みの水戸岡鋭治氏が担当し、地元名産の飫肥杉を内装のみならず外装にもふんだんに使用したのが特徴である。改造元となった車両は、廃線となった高千穂鉄道に所属していたTR-400形であり、JR九州が購入の上、車両形式をキハ125形400番代と改めている。
また車内チャイム2種及び車内BGMと、出発・到着時に流れるミュージックホーン2種が収録されており、発車メロディ制作などで名高い向谷実氏が担当している。

列車名は沿線の日本神話「山幸彦と海幸彦」に由来しており、車内では客室乗務員による紙芝居の上演も行われる。また、沿線景勝地である「鬼の洗濯板」や「七つ岩(ななつばえ)」が見える付近では速度を落として運行するサービスもある。

なお、この列車が走行する宮崎~田吉間は特例として特急列車の普通車自由席に乗車券のみで乗車できる区間となっており、わずかではあるが自由席の設定があるこの列車も対象となっている。

運行区間
宮崎~南郷(臨時列車)
経由線区
日豊本線・日南線
停車駅
宮崎-南宮崎-田吉-子供の国-青島-北郷-飫肥-日南-油津-南郷

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快速「リゾートしらかみ」

HB-E300系気動車(「橅」編成・東能代駅/「青池」編成・深浦駅)

キハ40系気動車(「くまげら」編成・青森駅)

「リゾートしらかみ」は秋田~青森間を五能線経由で運行する観光列車。全車指定席の快速列車で、青春18きっぷでも乗車できる。五能線は日本海の海岸沿いの路線で、その絶好のロケーションや沿線観光地を活かし、道中では津軽三味線の演奏や観光目的での長時間停車、車内販売など様々なイベントが行われている。

ルーツは1990年から運行を開始した「ノスタルジックビュートレイン」で、その後1997年から「リゾートしらかみ」となった。現在はハイブリットシステム搭載のHB-E300系による画像の「橅」編成・「青池」編成と、キハ40系・48系を改造した「くまげら」編成の3本が専用車両として運行されている。

キハ48系気動車(初代「青池」編成・秋田駅)

こちらは1997年の「リゾートしらかみ」デビュー時から2010年まで活躍したキハ48系気動車改造の初代「青池」編成で、現在は「CRUISING TRAIN」として他線区の臨時列車などで活躍している他、現行のリゾートしらかみ専用車両が検査等で運用につけない場合に「五能線クルージングトレイン」の名で代走することもある。

運行区間
秋田~弘前・青森(臨時列車)
経由線区
奥羽本線・五能線
停車駅
秋田-追分-八郎潟-(森岳)-東能代-能代-あきた白神-岩館-十二湖-ウェスパ椿山-深浦-(千畳敷)-鯵ケ沢-陸奥森田-木造-五所川原-陸奥鶴田-板柳-藤崎-川部-弘前-新青森-青森
※森岳駅は一部停車、千畳敷駅は季節停車

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快速「べにばな」

キハ110形気動車(新潟駅)

「べにばな」は米坂線経由で新潟と米沢を結ぶ快速列車。前身は仙台~山形~新潟を結ぶ急行「あさひ」で、都市間輸送を役割とした列車だったが、徐々に運行区間を短縮して現在は米坂線内各駅停車、上越新幹線接続と米坂線内のローカル輸送を主とした列車となっている。快速運転区間は新潟~坂町で、この区間の停車駅は特急「いなほ」と同数に絞られている。車両は画像のキハ110形の他、キハE120形も使用されている。

運行区間
新潟~米沢
経由線区
白新線・羽越本線・米坂線
停車駅
新潟-豊栄-新発田-中条-坂町-[この間各駅停車]-米沢

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特急「あかぎ」

651系1000番台電車(高崎駅)

「あかぎ」は主に土休日の朝・夕に高崎線で運行される特急列車。これまでは平日にも運行されていたが、2014年のダイヤ改正から平日に運行される列車は着席サービスに重きを置いた「スワローあかぎ」に名称変更され、現行の「あかぎ」とは座席制度(スワローあかぎは全車指定席)が異なる。

185系電車(新宿駅)
※スワロ―あかぎ運用時の画像

1982年の特急昇格時(当時は新特急)から長らく185系で運行され、2014年改正からはかつて常磐線特急「スーパーひたち」で使用されていた651系が改造の上で投入された。
2021年のダイヤ改正では停車駅が見直され、新たに北本・鴻巣に停車することで「スワローあかぎ」と区別された。また運行区間も短縮され、高崎~前橋間と新宿発着列車は運行取りやめとなった。
そして2023年のダイヤ改正ではE257系に変更され、「スワローあかぎ」として運行していた列車も再び「あかぎ」として運行されるようになった。これを機に新宿着の列車も復活した。

運行区間
上野・新宿~鴻巣・本庄・高崎
経由線区
東北本線・山手線・高崎線
停車駅
上野-赤羽-浦和-大宮-上尾-桶川-北本-鴻巣-熊谷-深谷-本庄-新町-高崎
※新宿着列車(大宮以降)…大宮-池袋-新宿

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特急「いなほ」

E653系1000番台電車(酒田駅/秋田駅)

「いなほ」は上越新幹線のリレー特急として新潟から白新線・羽越本線経由で秋田までを結ぶ列車である。一時は青森まで運行されていた列車もあり、昼行特急としては最長距離を走っていた時期もあったが、現在は秋田~青森間が特急「つがる」に分離されている。
2018年より、新潟駅の在来線一部高架化に伴って「いなほ」と上越新幹線の同一ホーム対面乗り換えが実現し、利便性が向上している。

E653系1000番台はもともと常磐線の特急「フレッシュひたち」で運行されていた車両で、老朽化した485系を置き換えた。近年、一部編成の塗装が海をイメージした「瑠璃色(画像右)」と沿線に咲くハマナスをイメージした「ハマナス色」に変更された。

運行区間
新潟~酒田・秋田
経由線区
白新線・羽越本線
停車駅
新潟-豊栄-新発田-中条-坂町-村上-府屋-あつみ温泉-鶴岡-余目-酒田-遊佐-象潟-仁賀保-羽後本荘-秋田

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特急「つがる」

E751系電車(秋田駅)

「つがる」は奥羽本線の秋田~青森間を運行する特急で、もともとは2002年の東北新幹線八戸延伸開業時に青森方面へのリレー特急として運行されていた。その後2010年に東北新幹線が新青森まで延伸された際、「つがる」の列車名はそのままに運行区間を現在のものに変更し、その性格は当初の新幹線リレーから秋田・青森の都市間輸送特急として大きく変わった。

E751系は現在「いなほ」や「しらゆき」で運行されているE653系をベースとした車両で、「つがる」として運行される前には「スーパーはつかり」として運行されていた経歴がある。

2024年のダイヤ改正において一部列車を速達タイプとし、新たに「スーパーつがる」として運行を開始した。

運行区間
秋田~青森
経由線区
奥羽本線
停車駅
秋田-八郎潟-森岳-東能代-二ツ井-鷹ノ巣-大館-碇ヶ関-大鰐温泉-弘前-浪岡-新青森-青森

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快速「サンポート」

6000系電車・7000系電車(高松駅)

7200系電車(高松駅)

「サンポート」は、高松地区の快速列車として2002年に運行を開始。高松~坂出間で快速運転を行い、坂出以西の予讃線(琴平発着は多度津から土讃線)内は各駅に停車する。列車によっては高松~松山まで約200km、5時間近くかけて走るものもある。また、丸亀駅で特急「南風」に接続する列車については名称が「サンポート南風リレー」となる。

113系電車・121系電車(高松駅)

車両はJR四国が所有する近郊型電車のうち、「マリンライナー」用の5000系以外の全ての形式が使用されている。行先表示に快速の表示がない車両については専用のヘッドマークが装着される。過去には113系や、7200系に改造される前の121系での運用もあった。

運行区間
高松~多度津・観音寺・伊予西条・松山・琴平
経由線区
予讃線・土讃線
停車駅
高松-(鬼無)-端岡-(国分)-(鴨川)-坂出-坂出以西各駅
※カッコ内は一部列車が停車

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特急「むろと」

キハ185系気動車(JR四国色/剣山色・牟岐駅)

「むろと」の運行開始前、牟岐線では高徳線からの特急「うずしお」と徳島線からの特急「剣山」が乗り入れていたが、これらを系統分割する形で1999年に「むろと」は運行を開始した。その後「うずしお」「剣山」は全て徳島止まりとなり、2019年のダイヤ改正で「ホームエクスプレス阿南」が廃止されて以降、牟岐線の特急列車は「むろと」のみとなっている。

現在は徳島から阿波海南までの運行となっており、牟岐~阿波海南間は普通列車となる。かつては「剣山」の折り返しで徳島線・阿波池田まで、また阿佐海岸鉄道・甲浦まで乗り入れていた時期もあった。

車両は運行開始時よりキハ185系が使用されている。

運行区間
徳島~牟岐・阿波海南
経由線区
牟岐線
停車駅
徳島-阿波富田-南小松島-羽ノ浦-阿南-阿波橋-桑野-新野-由岐-日和佐-牟岐-鯖瀬-浅川-阿波海南
※牟岐~阿波海南間は普通列車として運行

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特急「あしずり」

2000系気動車(宿毛駅・高知駅)

N2000系気動車(高知駅)

2700系気動車(須崎駅)

「あしずり」の始まりは高松~窪川間の準急「足摺」であり、1968年には急行列車に昇格した。特急「南風」特急「しまんと」に統合されて本数が減少した時期もあったが、特急車両の運用に余裕ができた1990年からは特急列車に昇格、近年では「南風」「しまんと」を高知駅で系統分割したこともあり、本数を回復している。

車両は2000系とは2700系で、2000系の一部はN2000系との混結編成で運行されている。なお、非貫通型車両の運行は2021年をもって終了した。

運行区間
高知~中村・宿毛
経由線区
土讃線土佐くろしお鉄道中村線・宿毛線
停車駅
高知-(旭)-(朝倉)-伊野-佐川-(多ノ郷)-須崎-土佐久礼-窪川-土佐佐賀-(土佐上川口)-土佐入野-(古津賀)-中村-平田-宿毛
※カッコ内は一部列車が停車

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特急「ゆふいんの森」

キハ71系気動車(折尾駅)・キハ72系気動車(由布院駅)

「ゆふいんの森」は、1989年に観光列車として運行を開始した。JR九州のD&S列車の先駆けともいえる列車で、九州の代表として国内のみならず国外からも人気を集めている。

キハ71系はキハ58・65形を改造した車両で「ゆふいんの森Ⅰ世」の愛称、1999年に登場したキハ72系は完全新製車両で「ゆふいんの森Ⅲ世」の愛称となっている。「ゆふいんの森Ⅱ世」は現在「あそぼーい!」として使用されているキハ183系で、かつては現行車両と同様の緑の塗装となっており、1992年からⅢ世の登場まで活躍した。

運行区間
博多~由布院・別府(久留米経由)
経由線区
鹿児島本線・久大本線・日豊本線
停車駅
博多-二日市-鳥栖-久留米-日田-天ヶ瀬-豊後森-由布院-大分-別府

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特急「かもめ」

783系電車(「みどり」編成・神埼駅)

787系電車(博多駅)

885系電車(博多駅)

「かもめ」は1976年の長崎本線・佐世保線の電化により、それまでの急行の一部を置き換える形で運行を開始した。
以前は博多~肥前山口間で特急「みどり」を併結していた。列車によっては、これに加えて特急「ハウステンボス」も併結しており、3階建て列車となっていた。

現在の車両は783系・787系・885系で、783系は「みどり」の編成が使用されている。

2020年ダイヤ改正より「きらめき」を片道1本のみ統合する形で門司港始発の「かもめ」が設定され、吉塚以北を運行する列車が久々に復活した。
2022年秋の西九州新幹線一部開業により「かもめ」は新幹線列車の名称となり、在来線特急は武雄温泉駅で新幹線と在来線をつなぐ「リレーかもめ」に変更されることとなった。これに伴い肥前鹿島~長崎間は特急列車の運行を終了、残る肥前鹿島以北については新たな特急列車が設定される予定となっている。

運行区間
門司港・吉塚・博多~佐賀・肥前鹿島・長崎
経由線区
鹿児島本線・長崎本線
停車駅
門司港-門司-小倉-戸畑-黒崎-折尾-赤間-(吉塚)-博多-(二日市)-鳥栖-新鳥栖-佐賀-(肥前山口)-肥前鹿島-諫早-浦上-長崎
※カッコ内は一部列車が停車

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